認知症の予防は40歳から必要
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最終更新日:2017/07/02
健康と美容
人は長生きしてくると、心配なのは「痴呆」ですね。 痴呆とは知的精神的能力が失われて、元に戻らない状態の事です。 原因はいろいろあります。 脳の腫瘍・炎症、中毒・血液循環障害などに由来・ そして加齢による老人性痴呆・麻痺性痴呆などです。
そして、認知症という病気は老人になって、いきなりその病気が発症するのではなく、20年30年前からじわじわと進行してくるのだという。それで、そのまだ発症していない年齢の時を、予備軍という。 この予備軍のうちに将来発症するのを予防する事は、確実に出来る!ということです。ですから是非やっておくべきです、その年齢は40歳からなのです。
そしてその予防は、超簡単に出来るということですから嬉しいですね。 是非やっておくべきです。
その予防法を、「脳育法」といいます。 脳育法については、いろいろの方法があります。 今日はその一部を紹介します。 これは先日テレビ番組の中で教えていたことです。
脳育法は、あくまでも頭を使うだけではなくて、頭で考える事と、体を動かす運動を同時にやることが重要なのです。 そして、頭を使う事の一つに計算があります。 それも「引き算」が一番良い!ということです。
しかし、机に向かって算数の引き算問題を一生県命しても、あまり効果はありません。 先程言いましたように、頭と体を同時に使う遊びが良いのです。
ではそれには どんな遊びが良いかというと、「ダーツ」が最も良いという事です。 ダーツの遊びは、的に向かって「矢」を投げて、出来るだけ中心に近い所に当てて点数を取るのですが、ダーツボードから2,44m離れた位置から矢を投げる。一回に3本投げます。そして矢の刺さった所で得た点数を、最初の持ち点から、引いていきます。 そして持ち点を一番早くOにした人が勝利です。 ここで引き算の計算がなされるのです。この計算を自分でします。
ダーツのゲーム場に行くと、この計算を自動的に機械がやってしまうらしいので、自分でやる様にしなくては意味がないです。 だから、ゲーム場に行かないで自宅で遊んだらいいですね。
次に「脳育法」に良い遊びが、太鼓をたたく事です。 両手にバチを持って立ち全身を使って太鼓をたたくのです。 練習場などで、リーダーの打つ通りに真似をしてたたく、そこには打つ回数を計算したり、叩くときは全身の運動が加わりますから有酸素運動になります。 これは、前頭葉に関連している脳の機能を活発にします。 いわゆる脳の活性化です。これは本当に良いですね、 自宅でやりたい時は、段ボール箱で太鼓を作ったり、空き樽を利用したりしてやることができます。
そして他には 椅子に座ったままどこでも出来る 「足腰タップダンス」等があります。 歌を歌いながら手足を動かすのです。
脳育法は本当にいろいろ考えて出来ます。 そこには「引き算の計算」と一緒に体を動かす運動が加わればベターです。
ですから、最も簡単に出来るのがウオーキングをしながら、引き算の暗算をしていくことです。 たとえば、歩きながら 100-7=93、93-7=86 という風にどんどん7を引いていきます。 この場合最後に2が残りますが、2にならなかったらどこかで、計算が間違っていますから、やり直す。
こうして一人でも、脳育法は楽しくやれます。 脳育法は40歳からですよ。そして体を動かす「運動+引き算」が最も効果がある事を忘れずに。
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