老化防止ストップ法、ある栄養素で認知機能も足腰の筋肉の衰えも一気に防げる
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最終更新日:2017/07/02
健康と美容
最近の平均寿命は延びています。 女性が87歳で男性が81歳です。 しかし ただ寿命が延びれば良いということではないですね。 必要なのは健康寿命を延ばすことです。
健康寿命 とは、文字通り高齢になっても 肉体的にも、知的にも健康な状態で他人に世話を掛けずに、自分で動けて思考能力もあることです。
つまり、それには「脳」と「足腰」が重要なのです。 年をとって来るとこの二つが衰えて来るから困るわけです。 そして誰もがその二つの衰えをストップ出来たら良いと思っています。
先日もテレビの「たけしのみんなの健康化学」で、これについて話しておりました。 その話のなかで 「老化ストップ法」 という話をしておりました。
認知機能+足腰の筋肉 の衰えを防ぐことです。
私も、その為の運動や、脳を使う遊びなどについて 見たり聞いたりした色々な事をこのブログで紹介をしてきましたが、 今日は食べる物に含まれる栄養素が、老化をストップする事についてのお話です。
ある栄養素を体に摂り入れると、認知機能も 足腰の筋肉の衰えも 一気に防げる、という事です。
その栄養素は 「ビタミンD」 です。「ビタミンD」というと 太陽に当たる事が考えられます。 それも良いですがもっと簡単に必要量を摂り入れられるのは、食事からの摂取が一番良いのです。
ビタミンDの一日の必要量は、5~50マイクログラムです。
ビタミンDが含まれる食べ物というと
(キクラゲ、アンコウの肝、いわし味醂干し、いわし丸干し、たたみいわし、身欠きにしん、すじこ、いくら、しらす干し、カワハギ、スモークサーモン、塩シャケ、しゃけ、にしん) 等が特に多く含まれている物です。
ビタミンD は摂り過ぎると高カルシウム血症になって、腎機能障害や軟組織の石灰化障害を 起こす恐れがあると言われますが、これらの過剰症はサプリメント等で大量に摂取した場合に起り、食事で起る事はありませんから必ず食事で摂るようにする事です。
理想は一日 30マイクロg以上が理想です。 塩シャケ一切れが 33マイクロg のビタミンDがあるそうです だから毎日食べると良いですね。
新潟県の村上市は、どこの家でも軒下などに「シャケ」を吊し干しにしており、毎日食べている、との事ですから村上市の人達は、皆さん本当に元気で若々しく、脳も 足腰も衰えている人はいませんでした。 その皆さんのビタミンDの数値は30以上でした。
それで 「ビタミンD」 にはどんな働きがあるか、というと
① 衰えた細胞を修復します。
② 癌細胞を殺します。
それから もう一つ大切な事ですが、「血糖値」 という物がありますが、その血糖値の上がるのをストップさせる方法、というのがあるのですが、これはビタミンD以外の話です。
その前に「血糖値」とは何かというと、血液中のブドウ糖の濃度で、食事をした直後は必ず上がります。 それで空腹時に計った場合 健常な成人では80~110mgに保たれています。
もし血糖値が高いとどうなるかというと、糖尿病が疑われます。 そのほかに、動脈硬化になりやすく、その結果 脳梗塞、心筋梗塞、壊疽などの死に直結する病気を引き起こす原因となります。
この「高血糖」 をストップさせる方法が食事の仕方で出来ます。
ストップ遺伝子「サ―チュイン」 を活性化させると、どんなに食べても血糖値が上がらない。 ということですが、そのヒントは 「食べ過ぎ」と「運動不足」にあります。 そこで、これを解消する食事の仕方が 「絶食時間」 を取ることです。
夕食の時間を早めにして絶食の時間を長くすることです。 たとえば
夕食を6時半~7時までにして、その後は翌日の昼食まで何も食べないことです。 そうしてお昼にガッツリ食べるのです。
お相撲さんがその食事スタイルの様です 朝は食べません、そしてお昼は早めの11時頃に朝食を兼ねた昼食を豪華に食べます。 そして夕食は普通に7時くらいまでに食べ終わり その後は翌日の11時まで何も食べません。 その間の絶食時間は16時間です。
それで、力士さん達の血糖値は皆さん 全く正常値内でした。 あの体で血糖値の低いのに驚きました。
まとめとして、 ビタミンD は、「脳と足腰の老化」 を防ぎます。
一日の食事の中で 絶食時間を長くする事で 「血糖値」 を下げます。
以上の事を覚えておいてください。 幸せに長生きができます。
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