日本の花・桜の歴史は?桜は人の心を癒す

公開日: : 最終更新日:2017/07/02 美と文化

桜の開花基準は、東京では靖国神社の桜が、5輪以上咲いた時だそうです。


今日 3月21日は大変良い気候になっており、暖かいので桜も咲き始めているでしょう。


福岡では17日に開花宣言されたようです。やはり南の地方は少し暖かい様ですね。


桜といえば、「お花見」が印象としてあげれれると思いますが、これは主に日本特有のものでしょう。その花見はいつごろからあったのでしょうか? この歴史は奈良時代の貴族が「梅の花」を鑑賞された事から始まったようです。 花見は、元々は梅の花でした。


梅の花から桜に変わってきたのは、平安時代になってからのようです。桜に変わってもやはり花見を楽しむのは、貴族の間で広まり宮中では「天皇主催」の定例行事として、取り入れられて除じょに日本人が桜を好む様になった様です。


そして、庭に桜の木を植えるようになり、庭造りには桜が代表的な「木」となり、花の風習が貴族から武士階級にも広まり、室町時代の頃には地方にもあちこちで、「花見」の宴が催されて、それが広く庶民に広まってきたのは江戸時代といわれます。


そのころから品種も増えてきて、そして改良も盛んに行われていったようです。


江戸時代に一時桜が絶滅の危機に瀕したこともあった様で、植え木職人の「高木孫右衛門」という人が、これらの桜の品種を集めて自分の庭で育てて守りあげ、78種類の品種にして全国に広めていったようです。


それから、日本がアメリカとの友好関係において1912年に初めて「日米友好条約」として、アメリカに「苗木」を3000本 ワシントンに贈られたとのことです。


ですからこの季節は、アメリカでも「そめいよしの」の桜が見られます。


その桜を見るたびに、アメリカ人は そしてアメリカに住む日本人は思う筈「美しい国」「穏やかな日本人」「優しい思いやり」の国と人々を思いだされることでしょう。


 


この桜の花の命は1週間ですから、美しくはかない命の例えに使われます。


しかし、この短い期間でさえ「雄々しく、優雅に、そして多くの人達の目も心も引き付ける」この桜の花は、何と他に比べる事が出来ない大物なのでしょうか!


この花は、人間に 色んな思いや、勇気や、力や、気持ち、を与えてくれる花だと思いませんか、この花を見て「マイナス」になるような人は全く居ないと思います。


桜の木の下で恋が芽生える事もあるでしょう。だから これから色々な所に花見に行ったら良いでしょう。この期間は短いので、今から計画を練っておく事をお薦めします。


桜の名所はたくさんあります。あなたのすぐ近くにもありますよ。


 

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