健康と脳を破壊する食べ物とは

公開日: : 最終更新日:2017/07/02 健康と美容

「小麦は食べるな」 という 本があります。 


この本は、出版されると同時に たちまちベストセラー第1位になり、アメリカ、カナダで 130万部を突破しています。


著者 「Dr.ウイリアム・デイビス」は、アメリカを代表する 循環器疾患予防の権威で、セントラル大学医学部卒業後 オハイオ州立大学病院で内科学、心臓医学を修め、専門分野の論文や著書が多数あります


私は、この本の内容に興味を持って読んでみました所、{高血圧、肥満、糖尿病、心臓、内臓、脳疾患関節痛、喘息、・・・}はすべて小麦が原因だった。 という内容です。


例えば、ベルトに覆いかぶさるほど突出していた ぽっこりお腹の脂肪が、小麦を断ったことで消えたという。 また、関節痛で歩く事も出来なかった再起不能の状態から、完全に回復し走る事も自由に出来る様になった26才の男性の例や、小麦を食べる事をやめる事で病気から劇的に健康を回復した例が沢山あります。


アメリカで起きている恐怖現象は、男性、女性、老年、中年、若者、子供でさえ、太り過ぎか、肥満です


アメリカでは小麦で作られた食品のない食事や、スナックはありえないでしょう。 小麦は国民的な健康の象徴になっています。 食生活に小麦食品が蔓延した事に並行して アメリカ人は肥大した。


それは、小麦には他の穀物にない独特な性質があると述べてあり、 以下著書から知った事を綴ってみました


 


小麦が悪いというのは、昔からそうだったのではない。 人類が栽培した野生の品種から爆発的に増えてそのほぼ全てが人工的な品種改良によるものです。 現在の小麦は過去50年間に安全性テストを一度も行われず、何百もの様々な遺伝子変化を加えて人体への影響に関する疑問は一つも提示されずに、世界中に食品として供給されてきました。 その結果小麦は人体に悪い状態を引き起こしているのです。


小麦の持つ害とは、まず「糖質」です。 現在の小麦粉は平均でその重量の70%が「炭水化物」です。 また10%が「たんぱく質」 15%が消化しにくい食物繊維です。


小麦に含まれる「アミロペクチンA」 は最も劇的に血糖値を上げます。 そして非常に消化されやすい炭水化物であるため、スーパー糖質 と考えられているのです。 だからすべての小麦は同じ様に血糖値を上げます。


この様に小麦食品は他のどの炭水化物と比べて見ても血糖値を上げます。 そして血糖値が上がれば必ず「インスリン」が分泌される為、体重にとって重要な意味を持ちます。 このように高血糖の状態が何度も生じたり、長時間続いたりすると脂肪はどんどん蓄積されます。その結果が最もよく表れるのが 腹部ぽっこりの小麦腹です。 だから 小麦抜きの食事によって、大幅な体重減少が可能になります。


小麦粉の「グルテン」は、小麦の種の発芽に必要な炭素や窒素を保存する「たんぱく質」です この「グルテン」という たんぱく質が悪者です。


小麦が脳に何らかの作用もたらす事について、最初の重要な発見は 「統合失調症患者」への小麦の作用の調査研究です。 これを簡単に説明すると、グルテンが胃に入り消化されるとポリぺプチド混合物」に分解されて、脳関門のバリアーを通過して脳に入ってしまう それによってに入り込んだグルテンの成分が統合失調症を引き起こすのです。


ではなぜ小麦によってお腹に脂肪が蓄積されるのでしょうか、 また小麦を食べないとお腹の脂肪が落ちる理由は何でしょう。


小麦によって過度の高血糖値とインスリン量は、脂肪の中でも特に「内臓脂肪」を増やす原因になります。 この状態が何度も繰り返されると、肝臓、腎臓、膵臓、大腸や小腸にまで内臓脂肪が蓄積し、おなじみの ぽっこり小麦腹をもたらします。


内臓脂肪によって誘発される病気は増えており、現在のところ 認知症、リュウマチ性関節炎結腸癌にまで拡大しています。 小麦腹は見苦しいだけでなく、恐ろしく体に悪いのです。


こうした関連性は明らかなのに、以外にも内臓脂肪による ぽっこり小麦腹を改善する 「小麦除去食」の成果と、乳がん発生率への影響を調べた研究はありません。


小麦を摂取すると「LDLコレステロール」が増えます。小麦を食べなければ 「LDLコレステロールが減少します。 「小麦食品、砂糖入り清涼飲料、コーンスターチやコーンミール食品、ジャガイモ、米などの炭水化物の摂取をやめる事で、薬なしで LDLコレステロールが減少する。 という事です。 ただし、小麦分のカロリーは 生のナッツや、卵、チーズ野菜、肉類、アボガド、オリーブオイル、のような本物の食品で摂取することです。


小麦が、脳や腸、動脈、骨、などの器官を捕えて影響を及ぼす他に、勿論 皮膚にも影響は及びます。 小麦は 皮膚の老化を促進します。


 


以上の事柄から、絶対食べないで欲しい食品は


● 小麦食品 (パン、パスタ、麺類、クッキー、ケーキ、パイ、朝食用シリアル、パンケーキ、ワッフル、ライ麦、ライ小麦、大麦)


● 不健康な油脂 (揚げ油、硬化油、コーン油、ヒマワリ油、ベニバナ油、グレープシード油、大豆油)


● グルテンフリー食品  ● ドライフルーツ  ● 揚げ物


● 甘みの強い菓子 (チョコレート、アイスクリーム、シャーベット、フルーツ・ロールアップ、クレイズン


● 果糖たっぷりの甘味料 (ハチミツ、シロップ類、ゼリー、ジャム、果糖の砂糖漬け) 等々


 


 私も悩みを持っているので、今後 小麦製品は出来るだけ「断つ」事にいたしました。 


あなたも、是非参考にして 試してみてください。 もっと幸せを得られるかも。


 

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