NHK朝ドラ「あさが来た」最終回より
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最終更新日:2017/07/02
道徳
NHKの朝ドラ「あさが来た」は、4月2日が最終回でした。
このドラマは「広岡浅子」という、明治の女性実業家のお話を元にしたものですが、大変興味を持って見させて頂きました。 このドラマで「ディーン・フジオカ」という 素敵な俳優さんを知ることが出来たのも 嬉しかったですね(笑)
広岡浅子は、1849~1919年迄の約70年を生きた人ですが、三時代を過ごされた中でさまざまな事業をやってきて、最後は教育に携わり女子教育に対する情熱は最後まで持っていました。
ドラマの中での最後の場面で、女子学生達の前でお話をされていた事が印象的です。
『自分の子供の頃からみると、時代はそうとう変わって来て、いろいろ大変便利になって来て国や人々も、もっと幸せになると思ったら、全然そうではなく人々は幸せそうな顔をしてないのはなぜだろう? と思います』ということでした。
戦争は人々の自由を奪い、新聞は人々を傷つけます。
だから 人の幸せは「あたま」と「こころ」の問題です という事でした。
人の気持ちを思う賢い頭脳と、やさしい心があったらそれで十分なのです。との事
その二つが、人の役に立つ事が出来ます。 とおっしゃいました。
だから、どうか「やわらかい心」と「優秀な頭脳」を 持ってください。
と言うような事を話されていたようですが、本当にその言葉に同感しましたね。
人を思う賢い頭脳と、やさしい心を、皆が持ち合わせていれば、現在の世界の様に、ミサイルを造って他国を脅かしたり、
権力者が、国民を無視して「憲法」を変えようとしたりは、しないと思います。
科学や化学が進んで、国が発展すればするほど何故、人を傷付けたり、羨んだり、憎んだり、することになるのでしょう? 不思議ですね。
本当に沢山便利なものが出来ても、良い事がたくさん増えても、人々は明るく幸せな気持ちでいられない世の中です。
だから一人一人が良い教育を身につけて、人を思いやり、人の役に立つ事だけをしてほしいと「浅子」は願っていました。
『黄金律』という聖句があります。
新約聖書のマタイの福音書7章12節に、「何事でも人々からして欲しいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ」 というものです。
そういうことが、幸せにつながる事になると思います。
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