総理大臣をめざす人は何を考えているのか
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道徳
地球破滅のはなし
最近読んだ小説の話です。いま現在から400年後の地球を書いた空想物語ですが、そこには、400年前に環境破壊で地球に住めなくなった人類は、さまざまな星へ移住した。という物語です。
その400年前というのが今現在の時代だと思いますが、 地球はこれから起こる可能性の一番心配されていたことは、全面核戦争で破壊することでしたが、この話はそうではなく「産業革命」後、わずか300年のあいだに信じられない速さで進行していた「環境破壊」で地球は死の星となってしまった。という事です。
大気汚染森林破壊は言うまでもなく、オゾン層が破壊され、また、ずさんな計画で海に捨てられていた核廃棄物が、コンクリートの腐蝕で溶け出し海を放射能の汚泥にかえた。
その以前から「このまま環境破壊を続ければ、いつかこの日がくるぞ」と、どれだけの人が警告してきたことか、しかし環境破壊は、はっきりと人目にはつかずしずかに進行していたのに、その警告はいつも目先の欲のために無視されてきたのである。
そしてとうとう最後の日、大気が猛毒となり、どう科学技術で対応しても、まったく人が住めなくなったという物語です。
そして地球を滅ぼした直接の原因を作ったのは、いわゆる先進国だった。そして生き残ったのもまた八割までが、その先進国の富裕な人々だった。と物語っています。
地球の温暖化
私は、この話は小説の作り話だけとは思えません。 今現在確かに世界中の人たちが地球の温暖化について警告しています。
南極の氷がどんどん溶けて川のように流れて、氷上でくらす動物たちがその居場所がなくなり、おぼれそうです。
さらに日本の総理大臣は先般、東日本大震災によって生じた原子力発電所の事故により出た放射能汚染水を海に流す、と言いました。この話を聞いて恐ろしさを感じました。それによって今後の人類は又地球は、この小説に書いてある通りになって行くのが目に見えるようです。
しかし、それでもなお原子力発電所を無くそうとしないのは何故か、完全撤廃しないのは何故なのか、それは一部の人間の目先の欲のためです。 自分のことしか考えていないからです。
自分と周囲の人は、あと100年とは生きないから、その先の100年200年先の人達のことなんて考えたくないのです。今生きている自分たちが幸せであればよい、と思っているのだと思います。だからあと100年200年後の地球は、この小説に書いてある通りになっていくだろうと思います。
総理大臣に選ばれる人
今、日本では自由民主党の総裁選挙で盛り上がっています。これで選ばれた人は総理大臣になる可能性があります。
しかし、ここに立候補に名乗りをあげている人達は、国民の事、世界の事、地球の事の前に、まず自分のことしか考えていないと思います。なぜなら、以前原子力発電の撤廃を唱えていた人は、それを言ったら当選できなそうと感じたら、その考えを変えました。むしろそれとは反対的なことを言い出したのです。これには絶望しました。
またある人は、英霊碑の祀られている神社を参拝しつずけると言いました。その事によって、外国に出向している日本人に危害を受けてもか?の質問に、その為にそれは止める事は無い、と言いました。全くその心が解りません。自分を支持してくれる大先輩の気分を気にしているのでしょう。
本当に人間は地位や名誉を得ようとすると、自分の事しか考えない人の何と多いことか、だから今現在は、日本国家を救える総理大臣候補者は、いないと思います。
ちなみに、神社はただの建物です。英霊の魂はそんな中にはいません。天国でしずかに暮らしております。ですからそんな神社に参られても英霊にとって何の為にもならないのです。むしろ心の中で崇拝していてくれた方が、英霊もどんなにうれしいことでしょう。
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