北朝鮮のミサイル発射について
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最終更新日:2017/07/02
時事
2016年2月7日に 北朝鮮は「弾道ミサイル」を打ち上げた模様でしたね。
それについて北朝鮮は、「それは人口衛星だ」と説明していました。
弾道ミサイルと、人工衛星は ロケットの形も打ち上げる工程もすべて、全く同じものなのだそうですね。じゃあ何が違うのかというと、そのロケットの先端に「何を付けるか」という事だそうです。ロケットの先端に取り付ける物によって、ミサイルか、人工衛星か、という事になるそうです。
「弾道ミサイル」とは、そのロケットの先端に「狙った目的地に落とす爆弾」を積んでいること。だから必ず地上に落ちてくるのです。
「人工衛星」は、ロケットの先端に「人工衛星としての目的の物」を積んで打ち上げます。そして落下することなくそのまま宇宙を回りつづけて地上にその情報を送ってきます。
ところで、北朝鮮の打ち上げたロケットは、その残骸は落ちてきたけれど何やら分からない物が、宇宙にとどまったと報告されました。けれどその物からは、何の電波も地上に発せられてきません。だからミサイルだったと言われております。
北朝鮮としては、打ち上げに失敗した様なのです。ですからまた次の計画が進められているようですが、これに対して中国をのぞく世界中の国から抗議されて、制裁の意を表明されました。
つまり、世界で禁止されている「ミサイル」を作ったり、打ち上げる事を止めなければ、様々な援助を差し止める事や、経済的制裁を行うということです。日本もそれについて忠告をいたしました。
ところが、それについて北朝鮮は反省するどころか、強気で日本に対して「拉致被害者」の調査や、捜査活動を打ち切った。と言ってきました。
これには呆れて開いた口がふさがりません。拉致被害者は これらの問題に何のかかわりも無い犠牲者です。
もともと調査活動なども、していたかどうか分かりませんしね。
しかし北朝鮮は何故 このように強気で、態度を改めようとしないのか、というと、
中国が北朝鮮に加勢しているからのようです。何故なら、もし北朝鮮が崩壊して韓国と統一されたら中国にとっては、アメリカとの関係で困る事があるようです。だから北朝鮮が崩壊しないように他の国が北朝鮮に制裁を加えても、中国は援助を止めないのです。
だから北朝鮮は困る事はないので、したい事をやり続けるのですね。困ったものです。
なにか良い方法はないでしょうか?
このままでは 将来の世界の状態がどうなるか想像できそうです。
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