台湾から能登半島地震被災地に寄附金
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最終更新日:2024/01/16
時事
台湾の民間からの寄付金が凄い
能登半島地震の被災地のため台湾の民間から募っている寄付金の総額が、11日時点で、日本円にして14億円超となった。と聞いてビックリしました。その寄付件数は8万3378件になったという。
これを台湾の外交部は、能登半島地震の被災地の復興と被災者の生活を支援するため、今月1月5日から民間の寄付を募っていて、寄付金受付は銀行やコンビニエンスストアを通して19日まで行われ、終了後日本側に送金されるということです。
だから終了後に日本に送金されるときは、20億位にはなっているのではないかと私は勝手に思っています。
又このほか外交部も、政府を代表して6000万円の支援を行うと発表しております。
こうして、日本に災害があるたびに(東日本大震災、熊本地震など)台湾の方々から多くの寄付金が送られています。本当に感謝です。
民間の人達だけでこれだけの寄付金が集まる方法とは、決して一人の人が多額を出しているのではなく、一人一人がたとえば、何かコンビニ等で買い物があった時その分を寄付に回すとか、外食しようと思った時、そのお金を寄付に回すとか、生活上に於いて僅かな金額をその場で寄付に回しているのだという。
この精神素晴らしいです、愛の精神ですね。
この様に日本に寄せる好意に対し、日本もその好意に応える気持ちを持たなくてはいけないです。台湾には感謝しかないですね。良き隣人です。
台湾は何故日本に友好的なのか
何故台湾は日本にこうした気持ちがあるのでしょうか、それは
1895年の日清戦争で、日本が清国に勝利し、「日清講話条約」の締結により、台湾の日本への割譲により、台湾を統治することになりました。そして台湾における交通、金融などの主要インフラは日本統治下で形成され、後の台湾の発展の礎となった。又この間の教育が日本語で行われ、50年間日本の統治時代が続きましたが、第二次世界大戦での敗戦により、終わりを迎えました。
その後1952年4月「日華平和条約」(日本と台湾)により、国交を回復したものの、1972年に「日中国交正常化」を機に日台間の外交関係は解消され、現在に至っている。 ということです。
しかし、断交後も日本と台湾は民間レベルでの積極的な交流を継続していて、友好的な関係を築いています。
日本と台湾は貿易相手としても互いに欠かせない存在です。
又、台湾にとって中国は輸入額・輸出額とも1位の主要貿易相手国で、台湾経済の成長と、切っても切れない関係にあります。
台湾人が親日である基本
日本は日清戦争で勝利して、清朝から台湾を割譲され、新しい領土を得た。そして日本人は真面目なので、新しい領土つまり台湾を何とか本土並みにしたいと努力しました。
そういうことにより、台湾は日本に好意を持っているということでしょう。そして日本の有事は台湾の有事とまで考えているらしい。 慈愛を感じます。
でも、日本は最近台湾に対して少し高慢な態度になっていないでしょうか?台湾に旅行してもマナーが悪かったり、態度が悪かったりして 台湾の人達に顰蹙を与えることがあるらしいです。 反省しなくてはなりません。
台湾には、日本は貿易面でもお世話になっております。 特に台湾は、半導体メーカーのTSMCは世界最大級のものです。
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