才能を身に着ける為に必要なことは、簡単に出来ると思わないこと
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道徳
年月の経つのは早いものです。今年もあと半月です。そして、嘆きます。「ああ、今年も私は自分の目標が達せられなかった!」「夢が叶わなかった」等とね。しかしそれは違います。自分がそこまで努力したことは、その努力した分は、進んでいるのです。
何でも、そんなに簡単なものではありません。
ここに一つの言葉があります。知人から聞きました。紹介しましょう。
[It's gonna get harder before it gets easier.
But it will get got to make it through the hard staff first.]
この意味は
『物事は、簡単になっていく前に難しくなっていく。
しかし、それは良くなっていくだろう。
あなたは まず、大変な事を経験しなければならない。』
という事ですが、これを読んで大きくうなずけることが出来ると思います。
誰でも経験があると思います。
ピアノを習おう、英語を習おう、バレエを習おう、書道を習おう。など何か才能を身に着けたい、と思い、やり始めるが、最初から簡単なものなど一つもありません。そして挫折することも。
いろいろな才能を身に着けている人は、とても素敵です。そして憧れます。
自分もやってみよう、そしてみんなに自慢したい、それを仕事にいかして、高収入を得たい。
などと夢を持ちます。そして勉強をし始めます。始めのうちは、自分の将来の夢の実現を頭に描いて、楽しくやり始めます。そして、2か月、3か月、半年、1年と月日が過ぎていくと、それは非常に辛くなっていきます。
何が辛いかと言えば、なかなか上達しないことです。また、自分の予定した目標通りにはいきません。そしてちっとも前進していない事に落胆します。
「私にはこれは向かないのかもしれない。選択を間違えたわ」と他のものに切り替えたりします。しかし、なんでも同じなのです。そしてしまいには諦めてしまう人もいるでしょう。
そう、物事は簡単になっていく前に難しくなるのです。その難しくなって行く過程を乗り越えなくては、うまくなりません。成功に行きつかないのです。ここに根性があるかないかが、試されます。
才能は、天から授かったものもあるけれど、99%が努力です。その大変な努力を経験しなければならないのです。
私も沢山のその苦しい経験があります。そして自分には才能がないと諦めてきました。でも、才能は磨かなければ光りません。それが分かりました。だからこれからも死ぬまで努力して行こうと思います。
「石の上にも三年」という諺があります。つまり、最初は大変でも3年位辛抱して続ければ、成果が出る。ということですね。これは仕事でも言えますね、出来なかった仕事でも3年続ければベテランになります。
このように、まず3年続けたらだいたい自分の目指す道が見えてくると思います。そこまでの大変さをまず経験しなければなりません。
そして夢の実現が成るか成らないかは、そこからの更なる辛抱です。
さあ、新年から頑張りましょう。まず目標をたてましょう。あとは「やるのみ」です。
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