新コロナウイルスはふせげる
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健康と美容
どうしてこんなことになってしまったのか。
新コロナウイルスによる感染症に、世界中が震撼させられています。
この元はと言えば、中国人の一人が「キクガシラこうもり」という野生動物を食べたことにより、このこうもりが体内に持っていたウイルスが、この人の体内に入って発症し、そこから次々と近くの人々に感染していき、あっという間に中国全土に広がってしまいました。
運悪くこの感染症に利く治療薬はなく、今や世界中に感染が拡大してしまいました。
だいたい、中国という国は変な文化があり、生きた野生動物を買って食べる。というものです。
なぜ本来人間の食べ物ではない野生動物を食べようと思うのか、そして、これらの野生動物をスーパーとか、各地に野生動物の市場というのがあって、そこで売られているということです。
野生動物とは
原野などの人の手の入らない領域に生息している、人間に飼われていない動物で、人間社会の存在に依存していない動物全般です。
たとえば、リス類、ネズミ類、モモンガ、ウサギ類、くま、オオカミ、鹿、タヌキ、猿、テン、ハクビシン、猪、爬虫類、こうもり、(海のものでは)アザラシ、イルカ、シャチ、トド等ですが、
そういった動物の中には、膨大な未知のウイルスがいるのです。だから今までも、中国人の野生動物を食べて感染した病気が知られています。たとえば
MERS、エボラ出血熱、SARS、鳥インフルエンザなどありましたが、これらは皆野生動物の中にいるウイルスから感染しているのです。なぜ何度も同じことを繰り返すのか、学習しないのかと思ってしまいます。
今回の新型ウイルスの感染に、さすがに中国では、野生動物の売買を全面的に禁止されて、それらの市場は次々に閉鎖されたそうですが、もし、これが収まって平和な生活が戻ったとき、そして忘れたころに、また中国の文化も繰り返されるのではないかと、思う次第です。
感染はふせげる
ところで、この新型コロナウイルスは、風邪菌などとちがって空気伝染するものではないから、予防はそんなに難しくないと思います。
ウイルスは粘膜から入るのですから、そういう粘膜にウイルスがつかないようにすればよいわけです。
粘膜とは、消化管、気道、泌尿生殖器などの管や、腔所の内面をおおう柔らかい湿った上皮、常に表面に粘液を分泌している所です。その中で、もっとも無防備な粘膜の場所が、口、鼻、目、です。ここはよく手で触るところです。
人は無意識に顔に手をやります。その回数は平均で一日24回だということです。そのとき目や鼻や口をさわるのです。その手にはウイルスや黴菌がいっぱいついています。片手に1~2万個ついているそうですから、その手を顔に持っていき目をこすたり、鼻をほじったり、唇にさわったりすることで、ウイルスがその粘膜から体に入っていきます。そして感染します。
だから、毎日テレビやマスコミで「手をよく洗ってください」と注意しております。
でも、普通の洗い方ではウイルスは完全には落ちません。外出から帰ったらまず手を洗うことですが、石鹸でよく泡立ってて、手の裏表、指一本一本、手首まで丁寧に二回洗ってください。
また、トイレに行ったら必ず石鹸で手を洗い、食事の前に必ず石鹸で手を洗うように気を使ってください。また、家には自分以外の家人や、他人が来たときはドアノブや手すりや、あちこちに触っているので、たえず手は汚れてると思い、顔を触らないようにしてください。
目が痒い、鼻がムズムズする時は、直接手を触れないでテッシュや、ハンカチや綿棒を利用してください。こうして、手を気を付けていたら、ウイルスに感染はしないでしょう。
また、飛沫感染はありますので、人と話すときはマスクをすることです。マスクは人のいないところでは、必要ありません。ですから人のいない所を歩くときなどマスクをする必要はない、ということです。
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