浅田真央の信念と成功
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最終更新日:2017/07/19
人物
世の中で活躍してきた「アスリート」や「芸能人」には、必ず「引退」という時期がきます。それは、年齢や能力、体力、また技術的に進歩が衰えて来た時でしょう。
特にアスリートは体力というものがあるので、年を取っても続けられるものではないのですね、だから様々な分野の中でも、早い年齢で其の時が来ます。
そして、2017年4月12日、「フィギュアスケート」の「浅田真央選手」が現役引退を発表しました。まだ26才です。年齢だけで見たら早すぎます。しかしフイギュアスケートでは皆20才代後半で引退となりますね。
浅田真央さんはフイギュアスケートの選手として10年間、最初っから天才と言われ一貫してその才能を発揮してきて、日本人のみならず、世界中の人達に影響を与えてきました。
その秀でた才能や技術は見る人にも、同じアスリートの人達にも、楽しさ、喜び、憧れ、希望を与えてきました。 その上 明るい性格や品格、優しさ、努力が人々に好感を持たれ愛されました。
また彼女も自分とかかわった人達に愛を持って接してきたと思います。 だから偉大な選手と言われたのでしょう。
彼らアスリートの演技を見るだけの我々としては、いつも彼等の華やかな競技の場面しか見ていないから、彼らの生活の中の喜怒哀楽は分からない。
しかし、真央さんも様々な逆境があった筈です。 20才の前半で母親も亡くしています。 それでもくじけず明るく頑張ってきました。
全ての事で言える事は、人が何かを持続してやっていく為には、いろいろな必要事項があります、例えば、一つはそれが大好きである事です 大好きなら続けられます 辛くても頑張れます だから成功につながります。
成功する為に必要な事はいろいろありますが、 けれど今回浅田真央さんのお話を聞いて知った事は、とにかく小さい頃からとてもスケートが好きだった、だから続けられた。そして彼女は強い意志を持っていた。 また信念があったので、小さい頃からいつも目標を持ってやってきたという。
例えば「今日の練習で2回転を必ずやれる様にする、と目標を決めたら それが出来るまで練習する。そしてそれが達成できると本当に嬉しくて、次は3回転に目標を立てる事だという こうして常に目標を立てて行く事です。
また、信念は守りぬく事だという、 そして達成する。 それをくりかえす、だからそれをやっていたら必ず成功につながると思います。
でも大半の人は、それが出来ないわけです。そしてあきらめる、何事もあきらめたら駄目なのです。 この事はいろんな所で聞いていますよね。
この 「目標を立ててやりぬく事」は、決して簡単な事ではない、 だから成功する人は少ないのです。2%ともいわれます。
ある凄い経歴の持ち主の女性が、「あなたは何を食べているのですか?」との冗談まじりの質問に応えた事は、「私は一日19時間勉強をしてきました」 と言われました。びっくりしましたね、
いろんなアスリートや、芸術家達は「一日10時間練習します」という話は大抵聞きます。でも一日19時間勉強するという事は、24時間の中で19時間が勉強なら、残り5時間が食事と寝る時間となります。つまり一日勉強以外は何もしていない事です。 これがいいか悪いか分からないけれど、こうして勉強ばかりの学生時代を生活してきたその女性は、確かに極めて優秀なエリートとなりました。
私には絶対やれない事だけど、でも人間 年齢に関係なく努力をすれば、その努力に応じて結果は付くものだと思います。
60歳でも、70歳からでも自分で信念を持ってやり始める事は出来ると思います。そして諦めなければ成功すると信じます。
浅田真央さんの偉い所は、諦めなかった事です。「伝説の演技」となったソチオリンピックでのフリーの演技ですが、これは完璧でした、金メダルより高い点数でした。 そしてこの「フリー」の完璧な演技が出来たのも、「ショート」の成績で、諦めてしまう事はせず信念を守りぬく事の結果でした。
この事が今年の小学校の道徳の教科書に『あきらめない心』 という事で、この話が掲載されているそうです。素晴しいですね。
「信念を守り抜き、諦めない心」を忘れないでいたいものです。
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