左利きには天才が多い、左利きに変えたら天才になれるか
公開日:
:
最終更新日:2024/10/12
未分類
左手を使った生活をして、右脳を発達させたら天才になれるのか?と、ある芸人が一ヶ月左利きの生活をしてみた。 さてその結果は?
【左利きに天才が多いといわれる。】
「加藤俊徳 脳内科医師」は、10人に一人と言われる左利きは、10人に一人の脳を持っている、とおっしゃいました。
アリストテレス、アインシュタイン、エジソン、ダーウイン、モーツアルト、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ピカソ、 等
また世界には有名な芸術家にも左利きは多かった。 これは偶然ではなく 左利きの脳と右利きの脳には大きな違いがあり、左利きの人だけが持つ素晴らしい才能があるようです。
天才とは、つまり人よりも大きく秀でた才能がある、ということですが、 となると、周りの皆が言っていることに、同調するような考え方では天才は生まれにくいということです。
他人とは違う考え方を持っていたり、大多数の人が気が付かないことにも目を向けることが出来たりするから、新たなアイデアを生み出すことができる。
確かに哲学者や、発明家や、芸術家にしても 人とは違った視点を持っています。
マジョリテイ(多数派)と同じことばかりしていては、天才にはなれません。
この前提から、左利きの脳の使い方には大きな二つの特徴があります。
【左利き脳には二つの特徴がある】
① バランスの良い脳の使い方をする。
② 日常的に、「ミラードローイング」 を行い、脳を発達させている。
ほとんどの人がそれに気が付いていませんが、これが左利き のみが持つ強みです。
①のバランスの良い脳の使い方とは、どういうことかというと、
まず、右利きは左脳を、左利きは右脳を主に発達させております。
右脳と左脳では役割が違います。右脳は画像や空間の認識を担当しており、左脳は主に言語情報の処理に関わっています。 ですから右脳と左脳のどちらもバランスよく発達させられたらよいのですが、その訓練を日常生活で出来ているのが左利きの人です。
たとえば世の中のサービスや仕組みは、だいたい右利き用に作られています、 そういう右利き用の社会で生き抜くためには、左利きは必然的に使いにくい右手を使うために工夫をしなければならない。 右利きなら何ら問題なく生活できるところを、左利きはいつも使いづらい方を意識して動かしているわけです。
こうして工夫しないとサバイバル出来ない常況下にいるので、生きているだけで、勝手に右脳も左脳もバランス良く鍛えられていくわけです。 これは左利きならではの強みです。
②の日常的に「ミラードローイング」を行い脳を発達させている、という事ですが、
「ミラードローイング」とは、鏡に映って反転した像を鏡を見ながら描くことをいいます。 そしてミラードローイングをすると、脳の中の様々な脳番地が刺激されます。
左利きは子供の頃から「ミラードローイング」に似た作業を、ずっとやっているのです。
たとえば、子供は成長の過程において、まずは周囲の大人の真似をします、箸やペンの持ち方、ボールの投げ方、 でも何を学ぶにもお手本となる人たちが殆ど皆右利きなのです。これは困ったものです。
それで、たとえば学校で右利きの先生が文字を書いている動きを観察した後に、「右だと こうだから、反転するとこうなる、左手でやるならこう動かさなくちゃいけない」 という様に短い時間の中で一気にいろんなことを考えなくてはならない。
左利きは常にそういう状況下で生きているんです。 おまけに左利きは、言語系を司る左脳を発達させずらいと言われているので、他の子供よりも成長が遅く見えて当然です。 そしてそれは今そう見えているだけであって、実は思わぬ速度で脳は発達しているかも知れない、ということです・
実際にミラードローイング中の脳機能を測ってみると、前頭葉が大きく動いていることが分かったとのことです。 特に「思考系脳番地」の機能に大きな影響を与える、という。
【右脳を発達させるためにはどうする】
脳全体をまんべんなく使うと、認知症にもなりにくいと言われている。なので、生活しているだけでも日々脳を成長させられる左利きは、「選ばれた才能」だと、加藤先生は考えているという。
それでは、右利きの人が右脳を鍛える為にすると良い事にはどんなことがあるだろうか、というと
①、アートに触れる(絵画に挑戦することは非常に良い)
②、瞑想で内なる自分と向き合う
③、パズルやクイズなどの脳トレを行う
④、左半身を使って作業する
⑤、定期的に自然と触れ合う(森林浴がもっとも効果あり)
⑥、いろいろな音楽を聴く「ドーパミン」が大量に分泌される
⑦、普段読まないジャンルの本を読む
⑧、軽い運動の習慣化
⑨、右脳速読を学ぶ
等が 挙げられていますが、簡単な一つが、毎日ダンベルを左手で持ち上げる運動をすると良いらしい。一日15回位すると良いらしい、やってみよう(笑) でも左腕の筋肉だけ発達するのではないかなあ❓
そして最後に、一ヶ月左利き生活に挑戦した一芸人さんの変化はどうだったのか、ということですが、やはり脳検査をしてみたら、確かに右脳に変化がハッキリ見られました。
彼は、こん後の自分の芸が天才的になるかもしれない、と期待していた。。
関連記事
-
-
思い・気もち・情 とはどういうものだろうか
先般 私は 「愛する事と好きとは違う」 という事について話しました。 今回は、
-
-
大河ドラマ「光る君へ」の道長とまひろの関係
紫式部の人生を描いた物語 今年の大河ドラマは、1000年以上前の平安時代中期を
-
-
仕事の優先順位が成功につながる
仕事をする時 「優先順位を決めなさい」 という言をよく聞きます。 最近 「TH
-
-
恋愛は相手の考えや思いを知らなければ失敗する
三月になって、何となく寒い中にも春の暖かさを感じられます。そして春は色々な生命が生まれてきます
-
-
参議院議員選挙までに新党結成はまにあうか?
2016年7月25日、第24回 「参議院議員通常選挙」が行われる予定です。 国会議員の不祥事が
-
-
貧困をなくす為の提案
「貧困女子」とか「貧困子供」 とかの話題で、貧困問題があります。 女子、子供だ
-
-
栄養豊富の甘酒は飲む点滴、いまブーム
体に良いものや、美容に良いものにはすぐ飛びつく私である。 昨日もテレビで見た事を、それを見なか
-
-
一時の幸せを得ると、大きな幸せを失います
苦労して掴んだ信用を、小さな束の間の不当な幸せを得た事によって、無くしてしまいます。 一度信用
-
-
原宿駅舎 なにかがなくなる
原宿駅がなくなる、 今の原宿駅は 1924年に建築された木造の駅で、めずらしい建物ですが、本当
- PREV
- 人は44歳と60歳の2回老化のピークがある
- NEXT
- 疑問は誰にでも共通する、それを解明する事が大切