アメリカ大統領候補トランプ氏の発言
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アメリカ大統領候補の熾烈な戦いは続いています。
アメリカの大統領によって、日本の国にも影響が及びますから、全く無関心ではいられませんね。
特にこのたびの候補者の中の「ドナルド・トランプ氏」 は過激な発言の中で、日本について無知識のままに、バッシングしている事に不愉快を感じます。
彼はこの様に言っています 「日本が経費を払わなければ、アメリカは日本から撤退すればよい。」と、 「何の経費」か?
「在日米軍」の事を言っているのですが、はたして実際に「在日米軍」の撤退はありえるのだろうか? もし、トランプ氏が大統領になったのなら、そうする可能性もあるかもしれない。
しかし、そうするとアメリカも 国益から考えて困る事になる事を、トランプ氏は知らないからそんな発言をしているのですね。
「日米安全保障条約」 は昭和35年に日本とアメリカ合衆国の安全保障のために、締結されたものですが、日本にアメリカ軍(在日米軍)が駐留することなどを定めた「二国間条約」の事で、そこには「日米地位協定」が付属しています。
この「日米地位協定」とは、日本がアメリカ軍に、施設や地域を提供する具体的な方法が定められ、その施設内での「特権」や「税金の免除」「兵士の軍属などへの裁判権」等を定めています。だからアメリカにとってもメリットがある条約です。
なぜなら、アメリカが日本から撤退すれば、他に軍事の練習や準備の為に施設を作れる場所は何処にもないのです。アメリカ国内にさえないのです。
この条約は当初「10年の有効期間」とされ、この固定期間が経過した後は、一方的に「一年前に予告」する事により、廃棄出来ると定められておりますが、両国とも それをしていないのは両国にメリットがある条約だからでしょう。特にアメリカ側にメリットがあると思います。
政治家をやった事もなく、そういった事には勉強不足のトランプ氏や、彼に賛成しているアメリカ人には、こういう事は分かっていませんね。知らないで言っているから迷惑です。
日本も「軍事力」に於いては、アメリカに守られている、という気持ちがあるので「安心感」がある様に思いますが、ハッキリ「守る」という断言はされていない、との事で不安な気持ちもあるのですが、もしこの条約がなくなったら、という事を考えた時
日本の「自衛隊」は、自国を守るだけなら、大丈夫ということです。世界一の守備能力はあるそうですから、 しかし、戦闘力は全くありません。
ですから、例えば スポーツで考えた場合、守備能力だけでは、勝てないのですね。
だから、難しい問題です。日本も「核」は持てませんが、ある程度戦闘能力を持つ事は必要なのかもしれませんね。
だから、世界中が仲良くやって行けば、そこには幸せしかありません。
それは出来ないのでしょうか?
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